6歳でもわかる!現役薬学生の健康ブログ

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【そもそもシリーズ①】そもそも糖質ってどんな役割をしてるの?

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こんにちは

 

現役薬学生ブロガーのたつやです。

 

今回は、そもそもシリーズというテーマで、糖質について詳しく説明していきます。

 

最近、バドミントンを4時間ぐらいやったり、HIIT(短時間で行う激しい運動)をしたりしています。

 

なので、運動時などに糖がエネルギーに変わる仕組みなどを改めて理解しようという流れです。

 

「わかるだろ!」というところもあると思うので、気になるところからテキトーに見ていってください!

 

《もくじ》

 

0、そもそも糖質ってなに?

1、糖質は何に含まれてる?

2、なぜ糖質が必要なの?

3、筋肉とどんな関係があるの?

4、脳とどんな関係があるの?

 

 

0. 糖質ってなに?

 

糖質とは、糖を主成分とする物質の総称です。

糖質炭水化物とも言われ、炭水化物糖質食物繊維に分けられます。

 

糖質をより詳しく見てみると、1つの単糖の単糖類、2つの単糖がくっついた二糖類、2〜10数個くっついた少糖類、それ以上の多糖類に分けられます。

 

主な単糖類は、

  1. グルコース(ブドウ糖)
  2. ガラクトース
  3. フルクトース(果糖)
  4. マンノース

 

主な二糖類は、

  1. スクロース(ショ糖)→砂糖
  2. ラクトース(乳糖)→牛乳🥛、ヨーグルト
  3. マルトース(麦芽糖)→麦芽、🍠、水飴

 

三糖類以上の少糖は、

 

主な多糖類は、

  1. デンプン→炭水化物
  2. グリコーゲン→ヒトの身体の中に蓄えられている
  3. 食物繊維

 

糖質って炭水化物ばっかり思い浮かべちゃうけど、ほかの食材にも、たくさん含まれてるってことですね。

 

 

 

1. 糖質って何に含まれてるの?

 

上でも紹介したように、

ご飯やパンなどの炭水化物果物砂糖牛乳。食物繊維が豊富である野菜など、普段食べているものにはほとんど含まれています。

 

こう考えると、糖質カットのダイエットってかなりキツそう。

 

 

 

2. なぜ糖質が必要なの?

 

糖質は、ヒトの身体を動かす「エネルギー源」です。例えるなら、車でいう「ガソリン」みたいなものです。

 

《糖質がエネルギーに変わる流れ》

  1. 糖質は、体内に入ると消化管で分解されグルコース(ブドウ糖)などに変わります。
  2. そのグルコースと酸素などによって、エネルギーのもとであるATPがつくられます。
  3. ATPは2つの高エネルギーリン酸結合を持っていて、この結合が切れることで莫大なエネルギーが得られます。

 

 

つまり、エネルギー源のATPを作るために必要なのが糖質ってことですね。

 

まあ、糖質は必須アミノ酸必須脂肪酸などとは違い、ある程度は食事から取らなくても、身体の中でつくられるので、糖質が取れなくても生きていくことはできます。

 

この考えをダイエットに応用(脂肪をエネルギーに変えたり…)したのが、糖質制限ダイエットです。

 

ただ、「糖質は身体でつくられるから不要だ!」って考え方もあるみたいで、これはあんまり正しくないのかなと思います。

 

確かに糖質は必須アミノ酸や必須脂肪酸とは違って、身体の中でつくられますが、それは糖質が身体にとって、とても重要だからつくられているのではないでしょうか。

 

糖質が取れなくても生きていけるような構造が、ヒトの身体には備わっているような気がします。

 

あと、糖質を取らないとホルモンバランスの乱れによって、鬱や便秘、肌荒れなどを引き起こす可能性もあるので、個人的にはあまりオススメしません。

 

 

3. 筋肉とどんな関係があるの?

 

糖質はグルコースまで分解されたあと、エネルギーに変わりますが、エネルギーにならず、余ったものはグリコーゲンという物質に変えられて、肝臓筋肉に貯蔵されます。

 

貯蔵されているグリコーゲンは、運動時などエネルギーが必要なときにグルコースに変えられます。

 

血糖値を上げるホルモンの分泌、つまり、血中のグルコースを増やしてくれるホルモンは、主に血中のグルコースの濃度が高い順に、

 

↓グルカゴン(血糖値が平均より低い)

↓アドレナリン(まあまあ低い)

↓成長ホルモン(かなり低い)

↓糖質コルチコイド(ヤバイ!ヤバイ!低すぎ!)

 

の順番で分泌されます。(チロキシンもあります)

 

グルカゴンやアドレナリン、成長ホルモンは肝臓にあるグリコーゲンの分解を促進されますが、糖質コルチコイドはタンパク質の糖化を行います。

 

つまり、糖質コルチコイドは最終兵器

 

筋肉の中のタンパク質をグルコースに変えちゃいます。筋肉をグルコースに変えてまで血糖値を上げなきゃいけない状態はガチでヤバイです。

 

それ以上になると、失神したり、死んだりします。エネルギーがつくれないので当たり前ですね。

 

 

4. 脳とどんな関係があるの?

 

次に、脳は、基本的にグルコース酸素をエネルギー源にしています。

 

グルコースがエネルギーとして利用されるためには、酸素が必要です。毛細血管によって脳に運ばれたグルコースと酸素は、ATPをつくります。

 

ATPからエネルギーがつくられる流れは、2と同じです。

 

なので、糖質は脳機能を維持するためにも、かなり重要ってことですね。

 

メンタリストDaiGoさんがYouTubeの動画で、砂糖水で口をゆすぐだけでもやる気や集中力がアップするということをいっていましたが、納得ですね!

5秒でやる気をあげる【あの水】の使い方 - YouTube

 

 

まとめ

 

というわけで、糖質について少し詳しくなれたんじゃないでしょうか。

 

僕自身も、調べて内容を書いていくうちに、「そういうことだったんだ!」というようなことが結構あったので満足してます!

 

こんな感じで、「そもそもこれって何だろう」と思うようなことをたまに記事にしていきたいと思います。

 

 

 

 

今日も読んでくださり、本当にありがとうございます😊

 

他にもストレス対策やコミュニケーションテクニックなどの記事もあるので、よかったら読んでみてください。

 

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